お久しぶりの四国旅日記。旅の記憶がだんだん薄れつつあるのですが・・・。
旅館についた私たち、尾道の道の駅で買った「尾道プリン」を食べるかどうかで悩む。がしかし、やはりまだプリンの気分ではないので、ひとまず冷蔵庫にしまい、ライブに向けて出発。
と、その前に「道後やや」のお部屋を少し。

※疲れて横たわるpigeさんが・・・
タオルは有名な今治タオルがセットしてありました。ふかふかです。
温泉街をてくてく歩いて、路面電車の道後温泉駅へ向かいます。

その途中、これがよくテレビで見る道後本館です。趣があります。

道後温泉駅到着〜。旅館から歩いてすぐでした。



これは駅の前にある坊ちゃん時計?定刻になると人形が出てきたりします。
そんなこんなで写真を撮ったりしているうちに電車が来ました。

「坊ちゃん電車」もあるのですが、そちらはちょっと金額が高いので普通ので。

街の中心部と思われるところで電車を降り、目的地へ向かいます。

商店街の感じといい、街全体の雰囲気といい、なんとなく岡山に似ているなーという印象でした。
ライブ前に行っておきたかったのが鍋焼きうどんのお店「アサヒ」。
pigeさんの持っていた本によると、松山独特の鍋焼きうどんが有名とのこと。アサヒではありませんが、「がんばっていきまっしょい」にも登場したらしいです。

このうらぶれた雰囲気がなんともいえず。
このとき時間は4時半ごろだったでしょうか。私はおやつとして鍋焼きうどんを食べる気満々でした。が、pigeさんは少食のため「おなかと相談しながら食べるのでさつこちゃんは遠慮せず一人で食べてね」と言っており、どうやらうどんは一人で食べることになりそうです。
うどん以外に注文できるものがあれば一緒に入るけど、なければ私は他を見とくので・・と言われたものの、この店構えに怖じ気づき、ぜがひでも一緒に入ってもらいたい私。
おそるおそる扉をあけると、どうやら飲み物が頼めそう。ということで一緒に入店。良かった良かった。

メニューはシンプルに、鍋焼きうどん、鍋焼き玉子うどん、いなりずし(完売していました)のみ。私は鍋焼き玉子うどんを注文。
写真を撮りながら待つことしばし。


不思議な座敷部分。

そして鍋焼きうどんがきました。

独特のアルミ鍋に入ったうどん。味は甘いです!今まで食べたことのない味の鍋焼きうどんでした。量もちょうどよく、ぺろりと完食〜。
腹ごしらえの後は、うどん屋の隣くらいにあった雑貨屋さんへ。
ここで雑貨の鬼・pigeさんの本領発揮。松山へ来てもやはりpigeさんの雑貨への執念は健在です。
なにやら玄関に飾られるであろう冬っぽい置物を買うかどうかで悩んでおり、妹に電話でとあることを確認した末、結局購入していました。(後日pigeさんの家に行ったら案の定玄関に飾ってありましたよ)
私はというと、いいかな〜と思うネックレスがあったものの結局やめました。私の財布のひもは固いのです。
雑貨屋を後にし、商店街を通ってライブハウスへ向かいます。
商店街を抜ける間際、古おもちゃ屋のような店の前に巨大なペコちゃん人形があり、pigeさんが「これいくらだと思う〜?」と金額を隠して私に質問。しかし、それを見ていた店の店主から「中もどうぞ」と言われ、やむなく入ることに。いや、入ったら入ったでおもしろかったんですけども。。いろいろなペコちゃんとか、昔のおもちゃとか。しばし楽しみました。
今度こそライブハウスへ。
「松山サロンキティ」というライブハウスです。着くとすでに人が並んでおり、並んでいる人に番号をききつつ私たちも列に加わりました。
今までみたキリンジライブの中で一番小さい会場かも!?これは近くで見れる!と興奮。
整理番号がそこそこ早かったので、前から4列目くらいの、泰行さんごしに高樹さんを見れるベストポジションへ。私の前に女子高生とお母さんらしき2人組がいました。こんな若いうちからキリンジのライブに来れるなんてうらやましいわ〜と思いつつ。
ワンドリンクのミネラルウォーターとか、ジャンパーとかあって荷物がものすごく大きい&重くてどうしようと思ったけど、ロッカーもなかったので持つしかないとあきらめ肩にかけていました。
時間より少し遅れて開演。わーーー、何年ぶりのキリンジ♪♪うれしすぎる!しかも近い!!なんてこと思っていると演奏が始まりました。
最初、楽器だけでしばらく合奏していたので何の曲かわからなかったのですがまずは「台風一過」から。2〜3曲目まではボーカルが固い感じでしたがご愛嬌で^^;「温泉街のエトランジェ」で肝心の温泉の名前が一瞬出てこないハプニングが!!せっかくの道後が〜〜。
そしてしばらくしてボイエンシーで一番好きな「セレーネのセレナーデ」。最後のながーいエンディングの部分、泰行さんがスティールパンを弾いて(叩いて?)いたのが私的にはツボでした。しかも目の前で〜♪しかし、pigeさんにとってはここは眠気との戦いだったらしく・・。確かにゆる〜〜〜い眠りにいざなうようなメロディではあるのだけど。私はここの部分が大好きなので永遠に続いて欲しかったです。
今回そのほかの曲でもスティールパンが多用されていて、全体的にぽわーんとした感じ(?)で良かったです。「愛のcoda」もスティールパンを使ったアレンジになっていたし。
途中、例の荷物がいよいよ肩にのしかかってきてライブに集中できなくなりそうだったので足の間に挟でおくことにしました。あと、前の女子高生がじわりじわりと後ろにさがってきたのですが、私はめげずに自分のポジションに居座りました^^;
そんなことに気をとられながら、ファンの間で話題の「都市鉱山」で盛り上がり、過去の曲もたっぷりやってくれて幸せな時間はあっという間に終わりに近づき・・・。「アンモナイトの歌」丁寧で静かな演奏。泰行さんのボーカルもきれい。
アンコールの「Drifter」と「愛のcoda」には泣きそうでした。
私は目の前におられたペダルスティールとその他の楽器いろいろを演奏していた田村玄一さんがすごくいいなーと思って見ていたのですが、pigeさんはベースの千ヶ崎さんがかっこよかったと^^私は全然ベースには注目してませんでした!残念。
帰りにグッズが売っていたのですが、今まで私はあまりグッズを買ったことがなかったのでその日もスルーしようと思っていました。するとpigeさんが「グッズはアーティストを応援する意味で私はいつも買うよ。しかもキリンジはバンドメンバーが多かったから余計に買ってあげた方がいい」というお言葉を。そうかー、そうなんだ。そうだよね!ということでTシャツを買いました。来年の夏に着ます!そしてこれからはグッズを買うようにしようと心に誓いました。
アンケートもしっかり書いて興奮気味に会場を後にしました。
つづく